性病検査キットについて
「性病かも?」と少し不安に思ったとき、性病の可能性を確認するために性病検査キットを試してみようと考えている方が多いですね。
インターネットを使い注文して、自分で検体を採取し、返送して検査をしてもらうというものです。
何より病院や保健所に行く必要がなく、誰にもばれずに「性病検査」ができるので、検討している人が多いです。
結果を知るまでのスピードも速く、年間3万人の患者がいるクラミジア、早期発見で延命治療ができるエイズなども1週間程度で結果を知ることができます。
でも、郵送の性病検査キットについて知らないことも多いですよね。
- 病院や保健所と何が違うの?
- 信頼性はあるの?
- 実際に何をするの?
- 誰かにばれない?
と疑問に持たれている方も多いのが現実です。
信頼性、病院・保健所との違い
では、性病検査について病院、保健所と郵送の性病検査キットについて違いを比べてみます。
わかりやすく、もっとも蔓延している「クラミジア」について比較してみます
どこも検査結果の判断は専門の検査機関が行う!
クラミジア検査の比較 | 保健所 | 病院 | 郵送検査キット |
採取 | 自分 | 自分 | 自分 |
検査判断 | 保健所または検査所 | 病院または検査所 | 検査所 |
匿名性 | 匿名可 | 匿名可 | 匿名可 |
料金 | 無料 | 8,000円前後 | 4,000円前後 |
実施日 | 月1回程度 | 病院営業時間 | いつでも |
結果が出る期間 | 1週間ほど | 1週間ほど | 1週間ほど |
※ 任意で性病検査を受けた場合の比較です。
女性は妊娠するとクラミジアの検査を受けますが、そちらは保険が適用されたりします。
・・・女性の場合は妊娠後にクラミジアがわかることも多いです。
信頼性はどこも同じ
3か所の違う場所で採取を行っても、検査の判断はすべて検査所が行います。
郵送の性病検査キットは妊娠判定薬のように、自分の手元で結果がわかるわけではありません。
「臨床検査に関する法律」で基準をクリアして承認を得ている登録衛星検査所で判断がされます。
病院も保健所も登録衛生検査所で検査を行います。
ですから、採取する場所が違うだけで、検査そのものは病院でも保健所でも検査キットでおこなっても大きな違いはありません。
最も違いが判るのが、料金です。
保健所は「無料」です。
条件があって、HIV検査が必須になっています。
クラミジアや淋病はあくまでもオプション的な扱いのため、検査ができる保健所は少ないです。
また、検査をしている時間は限られていて、月に1,2回程度、午前中の1時間の受付というところが多く、人数も限られています。
保健所でクラミジアなどの性病検査を受けることは非常に時間の制約を受けることが難点です。
病院は営業時間中であれば検査してくれます。
少なくとも週に4日は営業しているでしょうし、場所によっては夕方の遅い時間帯も営業しています。
ただ、病院で検査を受けるともっとも料金が高い傾向があります。
「自由診療」ということで金額設定が自由に行われています。
探せば安く済むところもありますが、相場として1つの原につき4000-10000円が相場です。
安くすると、検査ばかりのお客さんが多くなり、本来すぐに治療すべき患者に迷惑がかかるというのが病院の立場。
だから検査は高いんです。
保険証がきかないのも、検査は治療ではないから。
さらに女性のオリモノに不安がある場合はクラミジア、淋菌、トリコモナス、カンジダの4種類が原因の可能性があります。
男性も尿道がいたい場合、クラミジア、淋菌と考えられます。
受けなければいけない検査・受けたくもない検査が増えたりするので、結果として高くつきます。
病院では長時間拘束され、費用も高くなりため、自分にあった検査を考えて選びたいですよね。
性病検査の料金は
保健所(できないこともある) < 郵送の性病検査キット < 病院
時間的な受けやすさ
郵送の性病検査キット < 病院 < 保健所
性病検査の匿名性
保健所、病院とも保険証は必要ないので匿名で検査ができます。
郵送の性病検査キットも匿名で検査できます。
一応、荷物の到着の安全上、郵送の性病検査キットでは、実名で荷物を受け取る必要があります。
郵送の性病検査キットを販売している会社もわかっていて、荷物の姿は無地の地味な封筒。
送り主は会社名か個人名で選べるようになっています。
荷物から性病検査キットが配達されているとは誰もわかりません。
荷物が届くことが珍しい家では、宅配便があるだけで怪しまれるので、その荷物の対応もしています。
なんとどの販売外車も局留め対応しています。
荷物が届くころに近くの郵便局に受取りに行けばOKです。
誰にも怪しまれずに検査キットを受け取ることができます。
検査の結果がでるまでの日数
HIVの即日検査ができる保健所や病院では、大まかな振り分けは1時間以内でわかります。ただ、精度は低く、即日検査は一定の割合で、陰性の人も陽性と出ます。
クラミジアなどの一般的な性病を即日検査で行っている病院や保健所はほとんどなく、結果がでるまでに1週間程度かかります。病院や保健所では、結果を聞きに再来院する必要もあるので、さらに数日予定を組む必要があります。
病院や保健所の面倒なところは「再来院」が必要なんですよね。
郵送の性病検査キットでは、注文日時、曜日の都合や支払い方法により最短で5日で結果がわかります。
荷物の到着にだいたい2日ほど、検体の採取は1日でできるので、返送から検査と通知までにおおむね1週間が目安としておけばいいです。。
結果はメールやネットを使ってのログインして確認するのが一般的。
報告を待っていればいいので楽。
性病検査は何をするの?
性病検査を受ける時、実際に何をするのか不安ですよね。
病院や保健所によって多少異なりますが、
血液
尿
ちつ内分泌液
うがい液の採取
これらを採取して検査します。
郵送検査キットでは、自宅で簡単に採取できるようにわかりやすく説明書きがされているので、迷うことなくできます。
血液採取
病院や保健所では注射針で血液を少し採取します。
郵送検査キットでは「ランセット」という血液を採取する器具が送られてきます。
結構な若い人にはなじみがないですけど、糖尿病の人が血糖測定を自分でやるときに使う一般的な器具です
1回だけ針が飛び出る器具で、指先に当てて傷をつけます。
ちょっとちくりとするだけで、血が出ると指紋をとるように、ろ紙に血をこすりつけるだけでOKです。
尿採取
病院、保健所、郵送キットもすべて、紙コップにおしっこをします。
病院と保健所の多くは、専用の窓口に紙コップを置くだけでOKです。
郵送の検査キットは、その紙コップからスポイトで尿を一定量採取します。
飲食店に勤めている人は、たまに検査してますし、小学校のころはみんな経験があるはずです。
ちつ内分泌液の採取
女性の検査で行います。
綿棒の長いもので、内側を少しこするだけです。
すこし違和感あるくらいです。
うがい液の採取
のどに感染している病気を確認します。
専用のうがい液でうがいをして、吐き出した液を採取します。
特別難しくはないです。
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